バランスのとれた食事について解りやく説明しています。

バランスのとれた食事

食べ物については冷え性になる主な原因の食事でお話しましたね。陰と陽のバランスです。
あとは、冷たい物。これは、内臓大打撃ですよ。アッという間に内臓ヒエヒエ。お風呂あがりの一杯など、気をつけて下さいね。

それと、よく噛んで飲み込みましょう。
口でよく噛んで飲み込んであげると、胃腸はとても仕事が楽になります。
消化・吸収にも体力が必要です。皆さん食べすぎて、翌日だるくなったことがある方もいると思います。 これは、消化・吸収に体力を使いすぎてしまったせいです。

つまり、バランスとよく噛むこと。そして、腹八分目。これが自然(しぜん)治癒力(ちゆりょく)を発揮(はっき)するコツです。

さて、下痢や便秘についても少しお話します。
下痢や便秘も内臓の冷えなどからくる胃腸の黄色信号。

下痢は、体に溜まった毒素を外に出そうと、体の水分を使って排泄する働き。いわば体のお掃除なんですね。これは自然治癒力がちゃんと働いた証拠。こんなときは、無理に食べずに、温かい水分を補給してしっかり寝るのが一番です。
慢性的に下痢の方は、元々胃腸が弱いうえに、冷えが入り込んでいる可能性大です。とにかく内臓を温めて、消化の良いものを食べましょう。

便秘は、毒素を排泄できませんから、下痢よりもよくない。腸に渋滞している便から、水分が再吸収されて、カチカチになります。そして、その便が発酵して、腐ってきます。すると、有害ガスなど、毒素がでてきます。またその毒素が、水分と一緒に腸から再吸収されます。その結果、血液に溶けて体中をまわって、頭痛やめまい、食欲不振、胸やけ、吐き気などを起こします。

でも、体はどうにか毒を出そうとがんばります。がんばった結果、アトピーや湿疹、吹き出物など、肌に出すんですね。毒を排泄出来なかったら、人間はすぐに死んでしまいます。
体は、こうして色々な症状をだして、毒から守ろうとするんですね。

便秘は大きく分けて、カチカチ便とコロコロ便に分かれます。
カチカチ便は腸の蠕動運動が弱いので、なかなか便が進めません。この場合は食物繊維が多い食品(玄米・大根・レンコン・ごぼう・さつまいも・わかめ・春菊)を摂りましょう。でも、食物繊維が多くても、陰性食品(バナナ・レタスなど生野菜)には気をつけて。
あとオリゴ糖もいいです。腸内の菌の栄養になって、腸が元気になります。

コロコロ便は腸の緊張が強くて、ケイレンするために便が切れ切れになります。
これは、ストレスが強いと起こります。気持ちの切り替えや、ストレス発散を心がけましょう。動物性のタンパク質や塩分の摂りすぎでも起こりますので注意しましょう。

このページの先頭へ

 冷え性に詳しい整体院